トレッキングポール(つえ)は要りますか?
中学生くらいまで、家族でよく山歩きをしていました。(実家・神戸の山々)
そんな時、途中で杖代わりの枯れ木を見つけて、しばらく使って帰りには捨てて・・・・見たいなことをしてましたね。
ですが両親ともに自分の杖(今で言うトレッキングポール)は持ってなかったと思います。
昨年から頻繁に山歩きをするようになると、トレッキングポールを1本か2本使っている人が多いことに驚きました。
良いんだろうね~って思いと、持ってて手がふさがるのが面倒かも?って思いもあって、しばらくは使ってませんでした。
ですが、長い下りで少し膝が痛くなることもあって知り合いに相談すると、トレッキングポールを使うとずいぶん負担が軽くなるとか・・・・
じゃぁってことで試しに安いのを探して買ってみました。
2本で4000円弱
この値段なら試して合わなくて、使わなくなっても良いかなとww
一本200gほどで、いろいろ調べてみると特に重いわけでも軽いわけでもない感じ。
伸縮式で長さを簡単に調整できるのも便利だし、グリップも持ちやすいし、グリップベルトの長さ調整もしやすくて良い感じでした。
お値段以上!って感じかな?ww
購入後、標高500~1000m前後、行程5~10キロのルートで何度か使ってみました。
◆メリット(下りメインで使用)
・確かに下りで膝や腿が楽です
・滑りやすい路面でも足×2、ポール×2の4点で支えるので安定
・重さ、強度共に不安なし
◆デメリット
・岩場、段差、ロープ場などでポールを持っているのが邪魔なときがある
・コケそうになったとき、ポールで支えて助かる時もあれば、逆にポールが邪魔なときもある
・2本で400gの荷物が増える
メリット、デメリットはこんな程度かな?
今後、使い続けるかはビミョ~な感じですねぇ。
メリットも大きいんだけど、持ってるのが邪魔なときがあるんですよね。
例えば綿向山表登山道や伊吹山1~6合目のようにずっと同じペースで長い登り下りが続く整備された道を歩くようなシーンでは、とってもメリットが際立つ気もしますが、つい先日に登ったブッシュあり、倒木あり、岩あり、斜度さまざま・・・・なんて変化の多いコースだとポールなしで手足を自由に使った方が絶対に楽ですしね~
ほんとに一長一短って感じです。(私の場合ね)
というわけで
【トレッキングポール(つえ)は要りますか?】
私の現時点の答え
「試しに使ってみてはどうですか?」
「しばらく使ってみないとわからないかも?」
まぁ結局、各自がどんな山をどんなペースで、どんなスタイルで楽しむかによりますよね。
絶景の鳶岩と比良のプチ縦走
琵琶湖の西に連なる比良山系(ひら)に
鳶岩(とびいわ)
という絶景スポットがあると知って行ってきました。
鳶岩に行くだけだと距離が短いので周辺の山々をグルっと縦走するルートで歩いてきましたよ。
楊梅の滝(ようばいのたき)駐車場~比良げんき村~鳶岩~牛山~滝山~嘉嶺が岳~寒風峠~ヤケ山~楊梅の滝
距 離 約9.4km
時 間 約5時間
登り累積 約860m
楊梅の滝すぐ下に駐車スペース(数台可能)に車をとめて、舗装路を少しくだって比良げんき村を経由して登りました。
駐車スペースのすぐ下にきれいなトイレあり。
この先の比良げんき村にも駐車場、トイレなどあります。
(げんき村駐車場は9~17時)
↓ 比良げんき村のキャンプ場などの横を少し歩きました。
はじめて歩くのでYAMAPみて探り探りですwww
登山口はココかな?ビミョォ~~
入っていくとピンクテープの目印はあったけど、道はわかりにくい感じでしたよ。
入山して、荒れ気味?のわかりにくい登りルートを探り探り登りました。
倒木も沢山あるし、踏み跡がすごく少なかった。
↓このあたりは倒木があるけど、ルートはわかりやすい方でした。
牛山と鳶岩の分岐には標識がなくて、YAMAP見て分岐を探しました。
牛山手前まで登って分岐をすこしくだると鳶岩に到着。入山ポイントから1時間ほどでした。
絶景なり!!
いや~素晴らしかったです。
ここまでのルートは少し荒れ気味だったしメジャーなルートじゃないんでしょうかね?行かれる方は少し気を付けてくださいね。
さて牛山~滝山へと向かいます。
ここから先の幅の広めの稜線?が、これまたルートがわかりにくかった。目印が少な目だったり踏み跡が少なかったりで、YAMAPで何度も確認しながら進みました。
↓ 全体的にこんな雰囲気で進行方向がわかりにくい。ワイルドで面白いんだけどちょっと緊張感もあり。
牛山山頂は特に展望なしで滝山へ。
牛山~滝山の途中には神秘的な池がありました。
滝山山頂も特に展望なし。
鵜川越えルートへ少し寄り道して嘉嶺が岳(かねがたけ)というピークを見に行ってきましたが、嘉嶺が岳も特に展望なしですぐに引き返しましたww
下って登って、我ながら馬鹿ですが知らないところの探検は楽しいよね。
滝山にもどって寒風峠(かんぷう)方面へ進みます。
寒風峠もはじめてなのでワクワク。
↓ 途中にはこんないい雰囲気の広葉樹林もありました
寒風峠到着
あれ?イメージは風が吹き抜ける開放的な峠だったんですが・・・全然違いましたww
寒風峠まで来て、まだ余力があったので近くのヤケ山へ向かいました。
ヤケ山までの登りはそこそこ急でした。特に山頂近くはちょっとした急登もありましたよ。
ヤケ山到着
こちらも焼野原の山頂を勝手にイメージしてましたが全く違いましたww
ここまで7キロ程度を歩きました。予定の行程は9キロほどなので、あと2キロほど下れば楊梅の滝の下の車のところまで戻れそうです。
ヤケ山~楊梅の滝ルートは、まぁまぁゴロゴロの下りでした。
途中にはこんな切通しみたいな道も・・・・長年の風雨で水路みたいになって削られていました。
涼峠(すずみとうげ)など経由して楊梅の滝まであと少し。
楊梅の滝のゴォゴォという音を聞きながら下っていきます。
展望の開けるスポットがありました。
楊梅の滝には雄滝・雌滝があって、それぞれを見られるルートもあるようでした。
↓ こちらは雌滝の少し下ですが、ここを対岸へ渡って帰るつもりが、二日前の大雨で増水しているようで?渡るには足が水没しそうなので渡渉スポットを探して少し上へ歩きました。
こちらが楊梅の滝 雌滝かな?
この滝つぼの下が渡れそうですがビミョォ~~
写真手前の岩に乗ってみるとメチャクチャ滑る!!
危うく落ちかけましたよwww
落ちて濡れるだけならいいけど頭を打つと超キケン!!
ってことで、片足は水の中にずっぽり踏み込んで渡りましたwww
いや~~ちょっとビビリましたよ。
その先はすぐに楊梅の滝の散策路入り口でした。
この写真の反対側の駐車スペース(数台)に戻って終了。
まったく初めてのルートで、しかも鳶岩~牛山~滝山マイナールートなのか?ワクワクドキドキの道が続いて面白かったです。鳶岩以外はそれほど展望もなく映えスポットも特にありませんでしたけど歩いてて楽しい道でしたね。
みんなにオススメできるルートかは別として、僕的には好みのルートでした。
三上山(近江富士)滋賀で人気の山に登ってみた。
滋賀県に居るといろんな場所から見える
三上山(みかみやま) 432m
近江富士と呼ばれ親しまれて人気のお山です。
低山ながらも急登や岩場もあり、頂上付近からは展望も楽しめますよ。
表登山道から登る人が多いと思いますが、今回は東面の【花緑公園側登山道】で登って、【表登山道】を下り【中段の道】で中腹をぐるっと歩いて戻ってきました。
標 高 432m
距 離 約5.2㎞
時 間 約2時間15分
登り累積 424m
YAMAPログ
マップ(pdf)https://www.yasu-kankou.com/common/files/pamph_02.pdf
↓黄色矢印で登って、青矢印で戻ってきた
この写真右手にきれいなトイレがありました。
花緑公園側登山道、しばらくはこんな道
東屋がポツポツとあります
少しずつ登りが急になってきた
この辺りが花緑公園側登山道で一番急な感じ。鎖も設置されています。
低山ですが意外に急な三上山・・・・
なんとか山頂エリアに到着。この辺りは展望なしです。
山頂のすぐ西側に御上神社の奥宮があります。
奥宮のすぐ下に展望岩があって眺望を楽しめます。今朝はすこし霞んでました。
展望岩で休憩した後、三上山西面の表登山道をくだります。所々に急な岩場ありです。
すこし下ると割岩という巨岩スポットに到着。この狭い隙間を通り抜けられます。左手にカメラ、右手にザックもってヒーヒー良いながらww通り抜けました。
表登山道をしばらく下って【中段の道】へ
中段の道は三上山中腹をぐるっと周回できるステキな道です。とってもいい雰囲気ですよ。
中段の道を反時計回りにしばらく進んで、裏登山道や女山への分岐に到着↓
女山(雌山)に寄り道して、再び中段の道へ戻って花緑公園方面に戻りました。
その後は【ふるさと館】周辺の道をちょっと探索して帰りました。
三上山は登って下るだけだと短時間で終わりますが多数のルートを色々と組み合わせると距離も斜度も色々とバリエーションを楽しめますね。この日は5キロほど歩いてみました。
楽しい山ですので是非行って見てください。
伊吹山 滋賀県最高峰、大展望を満喫(百名山)
伊吹山(いぶきやま) 1377m
以前に伊吹山ドライブウェイを利用して行ったことはありますが、下から歩いて登るのは初めてです。上まで登れるかな?
登り累積1000m超えは成人してから初だと思いますwww
伊吹山登山口~山頂 往復コース
距 離 約9.9km
上り累積 約1200m
時 間 約7時間半(標準より遅め)
YAMAPログ
伊吹山登山口の駐車場を利用させていただきました。500円/1台
(周辺には多数の駐車場が点在していました。)
駐車場は朝早かったせいか?無人で、ポストの中に入っているメモに記名して500円と合わせて備え付けのビニール袋に入れて投函するスタイルでした。
入山協力金は300円/1人 こちらもポストに投函しました。
しばらくは旧スキー場の横をダラダラと登ります。朝早かったので日差しが暖かく気持ちよかった。
一合目~四合目下までは旧スキー場の開けたルートです。
四合目から上はゴロゴロと石が転がる道が続きます。
見上げて絶望する美女ハイカーwww
上まで行けるんだろうか??
五合目以降は徐々に上り傾斜が増してきついですが、振り返ると常に絶景でテンションがあがります。
ダラダラと息が切れない程度にノンビリ登って、なんとか頂上付近まであがってきました。頂上エリアは広大で遊歩道が整備されています。
僕は西の端からの琵琶湖の眺めが好きなので、頂上へ行く前に寄り道。
景色を堪能したあと頂上へ向かいます。
頂上付近には売店、食堂、トイレ、多数のベンチがあってくつろげます。
思わずビールが飲みたくなりましたが、下山中にコケてはまずいのでガマン(>_<)
食堂で暖かいきつねうどんを頂きました。しみる~~
スタッフさんに持ち込みのオニギリはOKか聞いて快諾いただいたので一緒に美味しくいただきました。んんまい!!
山頂からは北の白山も見えてました。
この日は風が弱く山頂エリアが快適に過ごせたのでノンビリできました。
あとは同じ道を下って駐車場まで。
九~八合目あたりの岩場は転倒事故が多いので注意が必要だそうです。
下りは常に目の前に絶景が広がりますが足元注意ですね。
時々休憩しながら下りましたが、さすがに麓まで下るころには足に疲れが出てきました。山の下りって案外キツイですよね。。。
とてもゆっくりしたペースで歩きましたので思ったより辛くなく登れましたよ。
地元滋賀に住んでいると伊吹山が百名山と言われてもピンとこない感じはありますがww 天気に恵まれれば絶景を楽しめますし、コースのほとんどの場所から展望が効きますので、そういう意味ではとても良い山なのかもしれません。
伊吹山からの絶景!楽しんでくださいませ。
トイレが各所にあるので女性も安心ですね。
あと基本的に見通しが良いので道に迷うこともないです。
飲み物も各所に自販機がありますので、山価格で少し高めですが飲み物を沢山かついで上がらなくても大丈夫です。(1、5号目・山頂に自販機あり)
今回は下から登りましたが、冬以外は伊吹山ドライブウェイを利用して山頂直下の九合目あたりまで車で行くことができますし、登山道の三合目まではタクシーを利用することもできるそうです。
菩提寺山 低山なのに眺望がすばらしい!
滋賀県南東部
菩提寺山 ぼだいじやま
低山なのに眺望が良くて楽しい山でした。
標 高 353m
距 離 約2.8km
時 間 約1時間半
登り累積 約235m
YAMAPログはコチラ↓
菩堤寺山・360度ビューで感激 / 一朗さんの三上山・鏡山の活動データ | YAMAP / ヤマップ
今回は菩提寺小学校隣の菩提寺多目的広場の駐車場、トイレを利用させていただきました。
数年前の冬に一度登ったことがあるのですが、その時は別のところから登って ↑ココから降りてきたような記憶があります。その時は ↓ワンコも一緒でした。懐かしい~(^^)/
登山道は全体的によく整備されて歩きやすかったです。一部に岩場や少しだけ急なところもありましたが、ほんの少しの区間だけでしたよ。距離も短いし歩きやすいので手軽な山歩きを楽しみたい方にオススメです。
そして何より低山なのにいくつか展望のいい場所があって最高です。
この日は朝日がすばらしかった。
距離が短くて物足りないって方は、近くの三上山(近江富士)や十二坊とセットで歩いても良いかもしれません。
ちなみに山頂エリアは特に展望はよくありませんでした。
綿向山 どこまでもソフトでマイルド、表参道で楽しむ!
琵琶湖周辺の山々に登ってみています。
日野川源流エリアの
綿向山(わたむきやま)
表参道と呼ばれるルートを往復してきました。
前半は植林地帯の九十九折れの道、後半は美しいブナの林が続きます。全体的に整備されて緩急の差が少なくノンビリとハイキングを楽しめました。頂上エリアは360度の展望を楽しめるし広い平らなエリアも多くゆっくり休憩できました。
距 離 約9.7km
上り累積 約800m
時 間 約5時間(休憩30分含む)
YAMAPログ
https://yamap.com/activities/23504327
駐車場は綿向山 御幸橋登山者駐車場を利用させていただきました。
第1駐車場から第3駐車場までありましたがこの日は第1に数台程度でした。
トイレは駐車場にはないので少し手前の西明寺口公衆トイレがきれいです。駐車場に行く前に立ち寄るといいですね。
日野町のウェブサイトに綿向山に関するページがありました。上のマップも掲載されています。
駐車場から1キロほど舗装林道を進みます。新緑と山桜がとてもきれいでした。
今回は表参道と呼ばれるルートを往復しました。
全行程の半分以上がスギの植林の中を進む整備されたきれいな道で、九十九折れが延々と続くのですが傾斜がゆるく一定なので、森林浴を楽しみつつノンビリと進みました。
7合目からは夏と冬でルートが変わるそうです。
後半になるとブナなどの広葉樹林の中を進む美しい道になりました。
相変わらず整備された九十九折れで歩きやすいです。
谷が深くて下を見ると怖い(>_<)
道中解りやすい案内板が設置されていて迷う心配無用です。
美しいブナの林をしばらく歩くと頂上直下の階段にたどり着きました。
急傾斜でビックリ!よくこんなの作りましたね~!尊敬!!
綿向山頂上エリアは360度の絶景が広がり、フラットな部分も広いのでゆっくりくつろげました。絶景を眺めながらのランチは最高です。
ゆっくり休憩して、帰りも同じ表参道を下りました。長い下りが続きますが傾斜がゆるいので足に優しいですね。
下り坂で膝が痛くなることがあるのでトレッキングポールを2本買って使ってみました。快適で良いですね。
アマゾンで2本3990円
下まで降りてきたらケヤキ?の新芽が美しかった。
上の方はまだまだ芽吹いてなかったのに、こんなに違うんだね。
いや~綿向山(表参道)はソフトでマイルド!癒しのコースでした。
播磨アルプス縦走路は岩まみれww 高御位山〜百間岩
BS【そこに山があるから】で本上まなみさんが登ってたのをみて、兵庫県姫路まで遠征して播磨アルプスを縦走みました。
百間岩、すごかった!というか山々が全部岩って感じ。山に岩があるじゃなくて、山全部が巨大岩盤でした。 木が少ないので、ずっと絶景だけど日陰がないから夏は暑いだろうな、、、
下りは馬の背ルートという道を下るつもりだったけど、疲れてきたので一つ手前の尾根筋を下ってみました。なかなかの岩の急坂でしたがミツバツツジがきれいで良い道だった。
鹿嶋神社~百間岩・別所奥山・鷹ノ巣山・長尾奥山・高御位山(たかみくらやま)
距 離 約5.4㎞
時 間 約4時間(休憩40分含む)
登り累積 約480m
YAMAPログ
鹿嶋神社駐車場を利用させていただきました。
別所奥山~鷹ノ巣山~長尾奥山と小さなアップダウンの尾根筋を歩いて高御位山(たかみくらやま)山頂へ
高御位山山頂エリアはいくつかのベンチやトイレがあってゆったり休憩できました。
下りは鷹ノ巣山まで戻る途中にあった分岐を進んで下ってみました。
相変わらずの岩岩岩が楽しく、ツツジがきれいな道でした。
急斜面を下ると公園に出てきました
いや~面白い山でした。標高は低いのに大展望で気持ち良かった~
色んな山があるもんですね。
今回は播磨アルプス縦走路の一部を歩きましたが、ルート全部を歩いても10キロほどだそうですから、手軽に楽しますね。
*ずっと大きな木が無くて日陰がないので日差しにはご注意を。真夏は大変かも~ww